同社は近年、既存事業のDXとデジタル新事業へのシフトの両立を目指し、DX銘柄への選出など高い評価を得ています。その中心を担うデジタル戦略部は、東京・アメリカ・イスラエルを拠点に、グローバルにイノベーションを推進しています。
2018年7月、ビジネスと開発が一体となった"Sprintチーム"を新設。内製開発の目的として以下を掲げました:
スクラムを導入したものの、ビジネスサイドの知見不足が課題でした。DX加速には組織全体への浸透が不可欠と考えたデジタル戦略部の西野氏に、その取り組みについて伺いました。
西野氏自身、これまでに複数の研修を受講し、担当者として調査を重ねる中で、ひとつの疑問を抱いていました。
知識の習得と実務の分断。この課題を解消すべく、組織での活躍までを見据えた研修を模索する中で、Odd-e Japanと出会います。
「エンジニア仲間からOdd-eの江端さんの研修は『一番厳しく、価値がある』という評判を聞き、相談することにしました。」
決まりきった既存の研修ではなく、自分たちで計画・設計し、仮説検証を繰り返しながらブラッシュアップしていく。研修そのものを『アジャイルに創り上げる』道を選びました。
研修の設計にあたり、デジタル部署だけでなくビジネスサイドにも価値を感じてもらうには何が必要か。Odd-e Japanとディスカッションを重ね、【スクラムの実践ができる人材】の定義と7つの具体的な学習項目を定めました。
総勢97名でスタートした研修には、ビジネスサイドからも多くの参加がありました。座学とワークショップを組み合わせることで、初心者もスムーズに学びを深め、「本で調べるより理解が深まった」と高い評価を得ています。
「ビジネスサイドの社員からも『短期間で成果を出す取り組みができた』と高評価を得ることができ、順調なスタートを切れました。」
参加者の「未経験者にはワークショップが難しい」という声も即座にキャッチアップ。座学時間の調整や重点フォローなど、研修期間中もOdd-e Japanと二人三脚で改善を継続。これこそが、西野氏の求めていた研修の姿でした。
現在は、スクラムデベロッパー基礎研修も開始。初心者でもWebアプリケーション構築とスクラム開発の基礎を習得し、短い期間で価値をデリバリし続けるための具体的なプラクティスを学んでいます。研修終盤ではチームを組み、実際の開発プロセスを体験します。
「他社には真似できない研修ができたと自負しています。現状に満足せず、引き続き仮説検証を繰り返しながらアジャイルにブラッシュアップし続けます。」
西野氏の情熱は、グループ内のDX加速に留まらず、日本の事業会社全体の未来へと向けられています。
「保険業界を含め、多くの事業会社はDX対応が遅れています。当社のノウハウを枠内に留めず、各社が寄り添いながら業界全体を盛り上げる、そんな構想も描いています。」
「アジャイルな研修」を体現した同社は、グループ全社のDX人材育成を加速させ、新たな価値提供への挑戦を続けます。
アジャイルやスクラムに関するお悩み、トレーニングやコーチングなど当社サービスに関するご質問などにお答えします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
「知識を習得するとスキルアップした気になりますが、実務でどう活用し、会社にどう価値提供するかまで踏み込んで考えられていないと感じていました。」