Does this sound familiar?
よくある 5 つの繰り返し — いくつ当てはまりますか
体制の問題は、人の問題に見えることが多いものです。次の 5 つは、人ではなく「構造」が生んでいることがあります。
チェックは保存されません。社内での話し合いの材料にお使いください。
Why it repeats
なぜ繰り返すのか — 構造が仕事を決める
体制は目的(戦略)に従って選ぶものです(Chandler 1962)。ところが多くの組織では、体制が「いま居る人」から逆算して決まり、構造そのものが課題を生み続けます。
図: 組織のコミュニケーション構造と、生み出す成果物の構造は写し合う(Conway 1968; MacCormack, Baldwin & Rusnak 2012)
組織のコミュニケーション構造と、その組織が生み出すものの構造は写し合う。
Conway 1968; MacCormack, Baldwin & Rusnak 2012
仕事どうしの依存の仕方が違えば、必要な調整の仕方も違う。
Thompson 1967
分けること(分化)と、つなぐこと(統合)は、環境に応じて両方が必要になる。
Lawrence & Lorsch 1967
組織設計とは、扱う情報の量と不確実さに応じて、調整の仕組みを選ぶこと。
Galbraith 1973
仕事の設計(自律性・意味・フィードバック)は、働く人の動機づけに関わる。
Hackman & Oldham 1976
組織の形にはいくつかの型があり、置かれた状況に合わせて選べる。
Mintzberg 1979
The imitation trap
真似の罠 — 不確実なとき、組織は他社を模倣する
他社の事例や新しい手法を学ぶこと自体は大切です。問題は「何を、なぜ取り入れるか」を自分たちで判断できないまま、形だけを写すことです。
先が読めないとき、組織は成功しているように見える他社を模倣しやすい。
DiMaggio & Powell 1983(模倣的同型化)
経営の手法にも流行があり、広まる速さと効果は別のもの。
Abrahamson 1991(経営の流行)
うまくいかないとき、やり方だけでなく、その前提となる考えも見直す。
Argyris 1977(ダブルループ学習)
部分の最適ではなく、全体のつながりを見て考える。
Senge 1990(システム思考)
Theory, then practice
理論の教育と、実践の伴走
トレーニングで組織設計の理論を揃え、コーチングで自社の体制判断に適用するところまで伴走します。以下は提案であり、実績の記述ではありません。
トレーニング = 明確な理論 組織設計の理論を学ぶ
ご要望に応じてゼロから作成できるカスタマイズトレーニングで、体制を判断するための共通の言葉を揃えます。
- 構造と仕事の関係、依存と調整、分化と統合
- 経営層・マネジャー・チームリーダー向けに構成
- 公開コースの Systems Thinking も入口に
コーチング = 現実に寄り添った支援 自社の体制判断に伴走する
経営層・マネジャーへのヒアリングと観察をもとに、体制の選択肢とその根拠を一緒に整理します。答えを渡すのではなく、自分たちで選べるように。
- 経営者・マネージャー向けコーチング
- プロダクトオーナー・スクラムマスター・開発者への伴走と組み合わせ可
- 期間・頻度はヒアリングのうえご提案
Applications
LeSS・Scrum・Systems Thinking は、理論の適用例
当社の認定研修は、上の理論を仕事に適用する代表例です。理論から入るか、適用例から入るかは、貴社の状況で選べます。
社内説明に使える要点
稟議・上申のたたき台としてお使いください(提案。数字は入れていません)。
- 課題
- 体制の判断が経験と勘に依存し、同じ課題が繰り返されている。
- 対応
- 組織設計の確立した理論を学び(トレーニング)、自社の体制判断に適用する(コーチング)。
- 目指す状態
- 体制を変える理由を自分たちの言葉で説明でき、他社の真似ではなく選べる。
- 進め方
- 初回相談無料 → ヒアリング → お見積り → 小さく開始。人数・目的により公開コースからも。
- 根拠
- 本ページ末尾の文献一覧(著者 年)。俗説・出所不明の法則は使わない。
人材育成に問題があるとする事業所の割合と、その理由
能力開発や人材育成に関して何らかの問題があるとする事業所は 79.9%。そのうち、問題点の内訳(複数回答)は「指導する人材が不足している」59.5%、「人材を育成しても辞めてしまう」54.7%、「人材育成を行う時間がない」47.4%(令和6年度調査、事業所調査)
このページの理論的な根拠
- Chandler 1962
- Conway 1968
- Lawrence & Lorsch 1967
- Thompson 1967
- Galbraith 1973
- Mintzberg 1979
- Hackman & Oldham 1976
- MacCormack, Baldwin & Rusnak 2012
- DiMaggio & Powell 1983
- Abrahamson 1991
- Argyris 1977
- Senge 1990
文献一覧は 理論的背景と出典
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